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自分でもまさかそんな本屋でクレジットカードを
使うことになろうとは思いもしなかった昨日の仕事帰り。
実は今月のナイトメア巻頭表紙の『Zy』を
うっかりにも程があるんですが買いそびれてまして。
ないんですよ…ホントに…あたしの新弥が(涙)
コレはもう7月上京した際に神田へゴーしかないか…。
そんな事を思いながら昨日も2軒本屋を廻ってまして。
まあ、なかったんですけどもねどちらのお店も。
で、せっかく本屋に来たついでにまた新書だとか
そういうとこのコーナーをふらついてみたんです。
先日うっかりいとうせいこうの園芸エッセイにハマり
その話を短大同期との呑み会で話のネタに出したら
そこから友人がバラを育ててる事が判明したりとかして
話が広がったっていうことがあったりしたので
やっぱ小説だとか漫画だけじゃなくて
エッセイとかそういうのも読むべきかもなーとか
実は思い始めてる矢先だったりする今現在でして。
そうこうしてたらなんとなーく見た
本の帯の言葉が目に飛び込んできました。
「どうしたらおばあちゃまのように強く生きられるのですか」
ほう?
なんか興味が湧いたんで手に取ってみたら
斉藤由香さんっていうエッセイストの書いた
『猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方―』
っていう本でして。
>大病院のお嬢様として乳母日傘で育ちながら
>明治女の気骨をもって関東大震災、東京大空襲など
>次々起こる困難を毅然と乗り越え
>89歳で亡くなるまでに海外渡航数なんと97回
>地球36周分を旅した齋藤輝子。
>波瀾の生涯を人気エッセイストである孫娘が綴る。
もうね、ものすごい読みたくてしょうがなくなって。
うわー気になる。気になるぞこの人!みたいな。
しかもこの齋藤輝子さんの旦那さんってのが教科書とかで
「みちのくの母の命をひとめみんひとめみんとぞただに急げる」
ってのを見たことある人も多いと思うんですけども
この歌を詠んだ歌人・齋藤茂吉だったりしましてね。
ついでに言えば「どくとるマンボウ航海記」とか
「楡家の人々」の北杜夫の母親だったりするという人で。
しかも齋藤茂吉も北杜夫も実は本職は精神科医、みたいな。
なんかもう一気にグワーっと惹かれまして。
お財布の中には2000円。うむ、買える。
(あると使うから極力財布の中にお金は入れない主義)
よし、買い物は出会いだ。コレ買おう。
ちうわけで超久々に雑誌以外で本屋で買い物だぜー!と
思ってレジに向かって歩を進めておりましたらば。
これまたうっかり目に入った商品検索用端末。
しかも店員さんいるし…。
目が合ったんで店員に挨拶されるワタクシ。
そこでそのまま会釈でもしてレジにいけばいいのに
端末が気になったのでうっかり言ってしまう。
「探したい本があるんですけど」
そう、この時これさえ言わなければ
あたしはカード決済なんざしなくて済んだのです。
何やってんだよあたし。
ああそうさ。検索してみたかったのさ。
そして検索してもらったら
うっかり文庫本で上・下セットでお店にあったさ。
しかもご丁寧に店員さんが探して持ってきて
満面の笑みで手渡してくれちゃったさ。
もうそうなったら、買うしかねぇじゃん?
そのまま持ってレジに向かいましたよ。
そしてカード決済です。
え、検索してもらった本のタイトルですか?
『禅とオートバイ修理技術』
ですよ。
…まさか置いてあるとは思わなかった。
いやマヂで。あるんかい!ってツッコんだもん。
まま、どうせいつかは買おうと思ってた本だから
いいんですけどね。しかしこんなあっさり手に入るとは。
でもって検索結果とか面白かったし。
在庫の有無はもちろんですが本のデータもわかるわけで
この本って初版は1990年なんですねー。ほー。
そんな昔の本なわけですかーとか、それは面白かった。
ちうわけでその3冊を昨日はお買い上げしましたとさ。
あさのあつこも読みたいし、よしながふみも読みたい。
そしてこの「禅とオートバイ技術」にもトライなのです。
ちなみに、ガーメネさんのブログの記事にある
>パイドロスよ、善きこととは何か、
>また悪しきこととは何か、
>私たちはこれらのことについて、
>誰かに問う必要があるのだろうか?
ってのはこの「禅とオートバイ修理技術」の
ページ開いたら一発目に目に飛び込んでくる文章です。
正直、この「必要があるのだろうか?」に
…好きにしたらエエやんけ…。
と、ツッコミを入れてしまったのは秘密ですw
誰かに問うも何も決めんのは自分だろ?と。
必要があるかないかと言われたら
それも自分が決めてしたいほうにしたらエエやん。
とか思っちゃったりしましたのです。
嗚呼なんて可愛げのないw
まあこれも読み進めていくときっと
そんな簡単にツッコめない深い文章になるんでしょうけど。
なんか哲学とかプラトンとか関わってくるっぽい…。
マヂ苦手な匂いがプンプンするんですけど…。
んでも、ま、京極のウンチクもうんざりしながら
読んでてどハマりした人間だから何とかなるっしょ!!
(リスペクト・ミスターポジティブ:シンゴムラカミ)
さあこの最初見た感想はどう変わってゆくのやら。
あ、「猛女とよばれた淑女」はマヂ面白いです。
うっかり昨日読みふけりまして1日で半分以上読んだ。
内容がもう最高。本気で尊敬。カッコよすぎ輝子。
そして齋藤家の人間がマジめんどくさくて笑えるw
こんな家の妻であり母だった齋藤輝子って人は凄いな。
しかも海外旅行の多さ。どんだけ遠征班なんだよw
(そういう解釈をしちまうのがバンギャ脳ですかそうですか)
なんか読了後に色んなチカラを与えてもらえそうです。
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時にヲタ要素アリ。雄たけびもアリ。ツッコミあればご自由に。KYじゃなきゃ名無しでもおk。言いたい事があるならカマーン。
メールはonoz218☆yahoo.co.jpまでどんぞ(☆⇒@)