ハムの日とかじゃないですよ。

今日は63回目の広島・原爆の日です。

さっきちょっと職場であった出来事。

『原爆の子の像』の話をしていたときですが。
職場の女性（notこびん）がですね。
その像知らない、って話をしてまして。

いや知らないわけないっしょ、と。
隣県だし見たことない事は絶対ないはずでしょ、と。
そんな事を言っても知らないらしいのでネットで検索して職場の若人が
こういう分だよ、ってのを教えてあげようとしてたんです。

でもわかんなーい、みたいな事を言ってまして。
キャラキャラ笑ってるのに地味に腹が立ちまして。
あたし頭悪いからーとか笑ってるのが妙にムカつきまして。

思わず

「いや知らないってソレ、マヂであんまり笑えませんけど」

と言ってしまったワタクシがおりました。
もちろんその場の空気はフリーズしました。


そりゃあね。
毎日戦争についてとか平和について考えろとは言わないよ。

それこそ戦争反対とかの運動とかってのは
生半可な気持ちで取り組むものじゃないと思ってる。

だけどさ。

63年前にあった事実なんだよ。

実際に日本で、隣の県で起きたことなんだよ。
ていうか日本全体が巻き込まれてたことだし。
世界中がおかしかったことだけど。

たった63年前の事なんですよ。

それこそウチの父方のじいちゃんなんて
ボルネオの前線に行って帰ってきた人だし。
戦友の遺骨発掘調査でボルネオ行ってたしな。

もちろん母方のじいちゃんだって徴兵されてたし。
出征する時の軍服姿のじいちゃんの写真見たことあるし。
（後にその軍服が幼い母者のスカートになってたけどｗ）

他人事じゃない話なんですけどねぇ。

リアルに体験したことがない我々だからこそ
こういう日にはちょっとだけでも真面目に向かい合って
考えたり冥福を祈る気持ちがあってもいいんじゃないかな。

むしろ、そうあるべきだと思いますがね。








いくら平和が一番だ戦争反対だ言うてても
人間の業っていうか性っていうか
そう思ってても争いごとっつーのは大なり小なりあるわけで。
きっと永遠のテーマなんだろうと思いながらも。

絶対に二度と同じ過ちをおかさないように。

あなた方と同じ思いを後の人間たちにさせないように。
今を生きてる我々は生きていかなきゃいけないと思っています。

どうか、安らかに。