父と娘の飯塚・芦屋の旅。

朝７時に雪が降る中を出発しました父と娘の二人旅。
思えば父者と共に出かけるのもずいぶん久しぶりです。

道中はツェッペリンのベストとAC/DCとブラックサバス。
AC/DCはワタクシの要望ですがツェッペリンとサバスは
父者の好み（７０年代ブラボー）にあわせますた。

トンネル抜けたら猛吹雪に遭遇した瞬間に
「移民の歌」が始まった時はウケましたｗ
朝早く出たんで吉志サービスエリアで朝ごはーん。



悪かったな朝からラーメンで。
だって今月２回も福岡来ておきながらノーラーメンだったんで
我慢できなかったんでい！（コレがなかなか美味でしてん）
そしておにぎり。いや、ココの高菜漬が激ウマなんです。
だからうっかりおにぎりを。でもウマー！まじウマー！
ちなみに父者は限定の「かき丼」。テンション高い父と娘です。


そんな雪の中、目的地の飯塚に到着。
旧伊藤伝右衛門邸に行くのです。
藤堂龍之介シリーズ最新作【鈍色の天秤】の
舞台になった建物のモデルがこの場所なんです。
イェーイゲーヲタバンザイ。



なんか思ったより人が多いです。観光コースに入ってんのね。
でもまあワタクシのような目的で来た人は皆無だろうなー。

入り口の看板ってか玄関からびっくり。



看板の下にはローゼン麻生閣下の名前。
まったく覚えてなかったけどローゼン麻生閣下って
飯塚の人だったんですよねー。
あと飯塚にはあの嘉穂劇場もあるし。
もうちょっとゆっくり歩いてみたいですな、次は。

敷地内は撮影禁止だったので写真はございませんが。

もうね、大興奮です。

だって、ゲームに出てくる鬼塚邸はココをモデルに、って
事だったんで、どんな感じで使われてんだろう？と思ったら
ゲームに出てくる風景そのまんまだったんですもの！
間取りから内装から全部。玄関の左側に応接室があって
右には書斎があってそして…みたいなのも全部一緒！！
初めて来た場所なのに間取りが全部分かるんですよ！！
だから歩いてて「この先には確か洗面所が…あったー！！」みたいな。
しかも中の装飾とかレイアウトとか窓から見える景色とか
ぜーーーーーーーーーーんぶ一緒でもうね、たまらん。
ファンにはたまらない場所ですなーコレは。
自分が藤堂龍之介になれますよ、アレ。素晴らしい。

でもって建物をモデルにしただけじゃなくって
本当にこの伊藤伝右衛門さんのヨメが華族出身で
歌人だったのもびっくりだし、編集者と恋に落ちて云々とか
そういう話までほぼストーリーと一緒なので
ますます高まるデジャヴ感にテンションはアガりまくりです。

ま、もちろんそれだけじゃなく内部装飾やら繊細な家具やら
大正浪漫を随所に感じさせる細かいものが随所にありまして
大正浪漫昭和モダニズムその他を愛するワタクシは大満足。

いやはや予想以上に素晴らしい場所でした。
つーか思ったことは色々あるんですが
ゲームのネタバレにもなるんで一応気を使って書くのやめときますｗ

そんな感じで大満足と大興奮で旧伊藤伝右衛門邸を出る。
すると門の近くで売ってあったのですかさず１個お買い上げです。
今まで名前は知っておきながら食べた事なかったのさー。



はい、いきなり団子。

コレうちの相方もオススメのモンなんですが美味いっスね。
さつまいもとあんこ。大好きな部類。たーまーらーん。

そんなこんなで九州バンザイ福岡バンザイと連呼してたら
海鮮が大好きなワタクシを父者が連れて行ってくれました。
芦屋の「とと市場」でございます。



昼間っから焼きタラバとウニ丼とサーモンイクラ丼ですよ！！
いやーぁバグった。バグったねー。
でもって父者はウニ丼とイカ丼。玄界灘のイカは美味いッ！！

でもこんだけ食っても３７００円て…やすっ！！
はらパンパンになりました。マジうめえ。
呑めないのが残念ですがいいです。こんだけ食えたら。

さてそこで満足してたら父者が
「デセール行くか？」と言うので「がんばります」と答えると
車はどんどん高速道路を南下。さてどこに連れて行かれるのかと
思ったらなんか朝倉のあたりのはちみつ屋さんへ連行。
世界中のはちみつがたくさん。試食ＯＫ。たまらんじゃないか。
ココの売りは毎月使用するはちみつが変わるソフトクリームです。
今月はアカシアでした。しかし寒さとはらいっぱいのために
ソフトクリームは無理だなーって事を言うてたんですが
目に入ったインパクトで思わず購入。「ばっかり饅頭」
どうやら皮もあんこも砂糖じゃなくて蜂蜜だけ使ってる饅頭らしい。
写真取り忘れたけど２コ食いました（食うんかいｗ）

あとココではカモさんとかがいたんでたわむれてみました。
アイガモさん可愛いっす。

そんなこんなで食いまくって堪能しまくった父と娘の二人旅。
なかなか楽しかったです。ハイ。
こういう親との時間って、やっぱり大事だなーって思いました。